いっしん・だより from一心整体院

東京都・日本橋室町にある整体院。
三越本店新館の正面にあります。

院長やウェブ管理スタッフからのお便りをお届けいたします。

仕事の流儀(その6)−最終編
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    今まで5回の記事を読んで「この人、何偉そうなことを書いてるんだ!」と思っている方もいると思います。価値観や性格、その人の立場の違いで考え方と理念は大きく異なります。僕もすべての方に拍手してもらおうと思っていませんので、正直で考えを表現をしました。

    この業界は物を扱う仕事ではなく、人間の体をよりいい状態に回復させることが求められています。一部の施術者は女性が関心を持つ話題で医学根拠もなく稼いでることや、医療現場の専門的な細分化で医者が自分の得意分野じゃなければ簡単な疾病も診断できないことなど、こう言った懸念は僕が仕事で直面している難題でもあります。
    体に不調を感じた時にその不調の原因は何であろう、と理解と説明をしてくれるところに信頼を置いて改善策を見つけましょう。もちろん、その説明を自分でも考えて納得しなければいけません。


    これからも信念を曲げずに、流行の話題に流されず、追いかけず、医学知識を頭脳とし、治そうと言う心持を武器にして、皆さんの健康に役に立てられたら幸いです。

     
    | 院長コラム | 19:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
    流儀その5−具体的な説明で治す協力を得る
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      中国には昔から伝わったことわざがあります。
      「知己知彼、百戦百勝」
      自分の力も相手のことも知ってていれば、戦には勝てる。と言う意味です。
      ここで使うのは疾患との戦いにも同じことが言えると思います。

      不調を起こした体には何が起きっているか、その詳細が分からないと治す手段も手探り状態でしょう。
      また、自分の普段の生活にどんな癖や不注意があるかを理解できなければ対策も水の泡となりましょう。

      僕は前にも書いたように細かいところを観察し、会話の中からもヒントを得て、最後体を診ることで分析した結果をその方に細かく説明しています。
      ただ骨が歪んでいるとか、筋肉が疲れて硬いとか、足の長さが違うとか、こんなのは素人でもわかることは言いません。脊柱の曲がる方向や箇所、それによってどうして体調を壊したかを具体的なメカニズムを伝えています。それを理解してもらえると原因の排除がより近道となるんでしょう。
      真剣に耳を傾けてくれる方が殆どですが、時にはそんなのどうでもいいわと言う態度も見られます。確か目的の違いで、ただ揉んでくれればいいと思ってきた方もいます。そんな態度を感じたら簡単に済ませてしまいます。その人にとっては余計な話だろうから静かにしてあげます。珍しいケースですが、揉み始めたところで説明しろ、と言われたこともあります。「整体なんだろう、なんで説明なしでいきなり揉み始めるのか?」。僕は体の状況が分からないのに説明できませんと言いましたが、其の30代の男はまるで僕の先生のように手順を指導してくれてるような気がして、手が止まります。そう求められると心を尽くせなくなるので、10分で中断し、帰ってもらうように伝えました。帰り際に「金は払うから、客だろう!客なら注文できる!」。僕も求めなかったけど、彼も一銭も払わずにでていきました。
      どうでしょう?
      細かい説明をするために分析が必要です。いろんな情報を耳で手で、目でキャッチし、頭にある知識を纏めてからこそ自信を持って話せると思っています。ですから、自分のペースじゃないとその方に合った説明はできません。マニュアルはありません。
      また、ここに通っている方に対して「お客様」だと思ったこともありません。
      客商売は儲けが目的だと偏見かもしれませんが、僕はそう思っています。なので、僕の頭も中は「療術に専念して、お客様対応はしない。」と決めています。
      僕はお互い信頼し、尊敬し合って、心から早く体調が回復されるようにお手伝いをしているつもりです。なので、自分が「お客様」だと思っているなら相応しくない店となります。

       
      | 院長コラム | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
      流儀その4−運動をなるべく止めずに、運動による症状を改善すべき
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        掲題のようなことは「あり得ない!」と思っている方も多いでしょう。
        確かに「ドクターストップ」ってよく耳にしますね。
        状況にもよりますが、僕はあまりしたくないことです。これからはもうその運動をやめるなら結構なことですが、症状が落ち着いてからまた運動を始めた時、筋肉は落ちたし、同じような症状が起きる可能性は高いでしょう。結局故障する前のように動けないと思います。経験された方、そう思いませんか?

        僕のこだわりは骨折や、捻挫、脱臼、肉離れなど急性的な症状を除いた症状に対するものです。
        前の戻りますが、その故障の原因が残っているからです。じゃあ、原因は何でしょう?多くの方はバランスのことを忘れて、偏った方向や力むが原因だと思っています。場合によってはフォームの改造も必要でしょう。

        例として挙げてみます。
        女子大生がお父様の紹介で来ました。チアリーダーで全国優勝するくらい実力のチームに所属です。「腿の内側が肉離れで足が上がらなくなった」と訴えていました。肉離れなら触れないから、よく話を聞いてみたらその診断を否定しました。肉離れの可能性はゼロに近いくらい誤診でしょう。接骨院を経営しているコーチの知り合いがチームトレーナとしての判断だとそうです。チームメートも多く同じ症状で練習できず、その接骨院に通っていると聞いて、ため息しか出なかった。
        彼女と同じように大会に向けてこれまで頑張ったものの、練習を止められて悔しくて、裏で泣いてる子も多いようです。大会の直前に練習もできないと、今まで頑張ってきたのが可哀想でトレーナとして情けないと思いました。怪我人の多いチームはそのトレーナに責任があると思います。僕なら練習を見守って、怪我しそうな動作やバランスが崩れてるとか初期段階で指摘すれば症状出ずに済むことも多いだろう。
        その子には腰が原因で、神経が圧迫を受けて支配されている筋肉が高度な緊張で伸びなくなりました。若くて柔らかいので、一回で戻しました。ベットから降りて、いつものように足を上げてもらったら、痛みもなく高々と上がりました。もちろん喜んでもらえました。原因は足を高く蹴り上げる動作が多くて、より高くしようと思うと力が入りすぎて、股関節の可動範囲を超え、骨盤を暴力で引っ張った格好になりました。それを指摘し、骨盤を動かない程度で足を上げてもらうように注意しました。
        その子はもし、痛みが治まるまで踊らないで、痛くなくなってから復帰したとしても同じ運命かさらに追いかけようとして力んで悪化すら招きかねないでしょう。フォームの改造でより理想的なバランスで良い成績も残せるんでしょう。

        運動を続けて症状を治していくには体のバランスを弄る必要があるため、「癖」を見つけてこそ可能に導きます。もちろん、本人が納得して、改造に取り込む決意と努力も欠かせないでしょう。そのほうがより良い成績も残せると信じています。
        | 院長コラム | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
        流儀その3−病因を見つけることこそ、根治への最短の道
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          前回の続きになりますが、症状よりも、症状を起こす理由を考えます。
          もちろん、そう簡単なことじゃありません。細かい観察力と知識を用いた分析、さらに経験が不可欠でしょう。会話からのヒントも重要です。普段の生活に多くの癖が自然に繰り返され、「それだ!」と思うことは多々ありました。
          問題は、その癖を治すのは大変な道のりかもしれません。僕の仕事はその原因を見つけて、改善の方法を提案することと、症状を軽減し、よりバランスの取れた体に矯正します。ただ、保たれるのは一時的なものが多く、原因を無くさないと、また引き起こしてしまうのです。
          何よりも症状にとらわれ過ぎないで、元を探さないと治す入口すら見えないでしょう。
          僕の経験を紹介してみましょう。

          60代半ばの女性、八百屋経営をしながら高齢な姑を介護していました。家で見送ってから足の不具合が深刻に感じて、近くの治療院や整形にも通いました。階段が登れなくて,這うこともあります。左足の膝から下がいうことが効かず、歩行すらしんどい状態で来ました.他院ではこの足はもう使えないと言われたこともあるそうです。症状のある足首をばっかり手入れされたそうです。確かに腫れています。明らかに腫れています。でも、僕は足を触らなかったんです。本人は足首に痛みがないと言うので、炎症による腫れではないと判断しました。そこで、左足だけの腫れの原因をすべて考えて、原因は腰だろうと断定しました。神経が圧迫を受けて、マヒの状態だと確信し、腰に専念しました。確か腰椎の歪みが診られ、介護の特有な乗り出す姿勢が悪くしたんだなと思いました。麻痺でむくみを作ることについては上海の病院で持った知識です。ここで生かされています。その方は運が良く2回ほどで階段の上り下りが自由になりました。その後も腫れが引いて、腰のためにしばらく通いました。塩分の取りすぎも注意しました。

          上記の例から見えるのは足に注目しすぎると、足首の腫れが原因だと思う人が多いだろう。敢て、足を看ずに「いうことが効かない」点から痛みもないし、炎症の可能性は排除されます。筋肉の無力を考えれば神経に繋がり、右手が多用される介護で腰椎が左への歪みと合致します。
          こんな話をするのは専門的すぎるかな?同業者ならわかるだろうけど、ちょっと難しいかもしれませんね。

          次は運動による障害を述べてみましょう。
           
          | 院長コラム | 17:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
          流儀その2−症状より原因を診る
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            皆さん肩が凝ったり、腰足が痛くなったとき、整形外科から湿布やビタミン剤や痛み止めなどをもらったり、市販の健康食品を飲んだり、治療院で揉んでもらったりして手当をしていると思います。でも、症状は繰り返しで、中々根治までは行かないのが現状だと思います。それは不調を起こした元凶を取り除いていないからでしょう。
            「生活習慣病」と言われるのが糖尿病など内臓の疾患です。僕は椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの症状もその類に入れていいと思います。内臓ではないですが、起こした原因は生活の中から見つかります。ただし、習慣を変えるのが容易ではないし、気づいていない人もかなり多いと思います。それか、間違った理論に信じて真似をしてしまった結果の例もあります。

            僕は整体院に入ってきた方のいろんなところを観察しています。玄関から表情、歩き方、声、座り方、さらに荷物の持ち方など、より多く情報をキャッチして、病因を突き止めようと努力して参りました。たまに初めてなのに顔も見せず、終始マスクをしたままで受ける方もいます。何か事情があるかもしれないので、外すようには伝えていません。常連ならまったく問題がなく、初めての場合は礼儀もともかく、情報がつかめないので僕も治そうと言うモチベーションが上がりません。日常の癖は意外と自分が気づいていない点も多いので、会話の中からたくさん治すヒントが得られます。おしゃべりではないですが、そのヒントを得るため問いかけることも少なくないです。あまり答えてもらえない時は僕もその時点から最後まで無言で手と頭を動かすのみとなります。

            次回は病因を突き止める例をいくつ紹介します。
            | 院長コラム | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
            「流儀」その一、自分の職業に誇りを持つ。
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              秩序は法律によって守られています。法律以外は条例や規約などもあります。所謂、色んなところ規制がかかっています。この業界にも様々な制限があります。それを無視している店もありますが、一応守らなければいけないルールがあります。
              「治す、治る」と言うような言葉は使えません。
              ここに初めて来た方は、自分の不調が治るかどうかと不安で聞きたいでしょう?聞かれても答えられません。規制もありますが、施術してみないと確信がないからです。口では「治る」を言いませんが、自信のある症状は心で「治す」と決意して頑張ります。店によっては神のように何でも治るような宣伝をされています。通ってみてはがっかりと思う方も少なくないでしょう。技術もまだ未熟なのに独立して店を開く人も多いし、つにかく、業界のイメージは下がって来てるように思います。
              特に、整形外科医には悪い印象しかないのかなと危惧しています。
              本来ではお互い不足部分を補って、すべて患者のために努めるべきだと思いますが、現状はそうではないです。整形外科医に相談したことがある方はご存じでしょう?医者は不快な表情を見せたり、「行くな、行ったら壊される」と言うような表現が多く耳に入っています。非常に残念です。同じ「整体院」と名乗っても技術の統一もありませんし、持っている知識も大きく違います。乱立の整体業界は自浄機能がありません。ただし、何十回通っても治せない整形外科医もたくさんいるんじゃないですか?その患者さんのためにも民間療法を勧めるべきではないでしょうか?
              僕の整体院にも一年も整形外科で膝に注射され、骨が変形された膝は曲げられなくて、歩くところか自転車も乗れなくなった女性は来ています。根性で通った結果、歩くのも階段も痛みがほとんど取れました。リハビリと痛み止めで医者に半年も通った「坐骨神経痛」と言われた女性も僅か2、3週間で解放された例もあります。
              自慢話ではないですが、医者も治せない病例は民間療法なら役に立つことも多くあります。健康に悩んでいる方のために、勉強しながら自分の職業に誇りを持って邁進していきます。

               
              | 院長コラム | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
              経験と知識から生んだ自信
              0
                1996年から今の仕事を始めました。
                上海で学んだ知識を生かすためにも、患者の治療に役に立った時の喜びを再び手に入れたい目的でこの道に入りました。

                上海の中医大学の社会人教室と東京の整体の学校で学んで、自分の感性を生かして今日までやってきました。たくさんの方に出会えて、色んな症状を見てきました。
                持っている知識と楽にしてあげようと言う気持ちで 短期間で改善された方にいましたが、長くかかった方もいました。特に、来院まで整形外科で長くリハビリと痛み止めを経験された方が症状を改善し、健康を取り戻した例は自分の自信にもなりました。この仕事は施術者が自信の有無で大きく効果を左右します。いち早く症状から原因を突き止め、果敢な手当てでさらなら悪化を止め、より早く回復が見込めると思っています。その自信を得るにはたくさんの経験と正しい診断学が必要でしょう。そこで、昔の病院勤務の経験から大きな力を与えられていると感じています。もちろん、思うようにならないことも多く、効果が得られなかったのもいました。

                成功と失敗を繰り返す20年は、ある程度自分の考えと拘りが固まってきた気がします。

                 
                | 院長コラム | 18:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
                歩んできた道(2)
                0
                  一年の実習を終え、父親と同じ病院の勤務となりました。
                  希望は父と同じ整形でしたが、大学附属病院でもあったため、4年制は臨床医にはなれなかったんです。皮膚科とか耳鼻科は可能でしたが、実習した麻酔科と相思相愛で麻酔科の配属と決まりました。優しい先輩の配慮もあって、早く独り立ちができました。いろんな手術を担当しました。交通事故の手当てから肺がんの手術など、貴重な経験をしました。一番長かったのは12時間を及ぶ交通事故の緊急手術でした。整形も普通外科も耳鼻科も、手術医が変わっても、麻酔は変えず、自分の記録として記憶に残りました。

                  僅か一年半の勤務でしたが、緊張の連続にもかかわらず好きな職業だなあと、今もつくつくと思っています。手術を無事に終わらして、目を覚ました患者さんを家族のもとに送り出した時の達成感は幸せとも言えたんだろう。
                  そこの一年半の経験は今の僕の「自信」とつながっています。「自負」と言ってもいいでしょう。
                  整体院とはいえ、他の整体院や接骨院やマッサージ屋さんとは一味が違うと思っています。昔の職歴で作り上げた「治す」の精神と根性が僕の原動力となっています。
                  | 院長コラム | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  歩んできた道(1)
                  0
                    僕は上海生まれの上海育ちです。
                    父親は市立病院の整形外科医です。記憶があるときから、病院の話や患者の話題を耳にしていました。
                    患者さんや患者の家族の方など、どこかで聞いてきた住所で、家まで来ることも絶えなかった。不安そうな顔で見えても、帰りは安心して帰る姿は印象的でした。
                    父親がたくさんの患者さんを治し、尊敬される姿は成長していく自分には大きなかつ明確な目指す目標となりました。
                    いつか、自分も頼られる人間になりたいな〜。と願っていました。

                    ただし、教本を目の前にすると眠くなり、なかなか勉強を好きになれなかった。
                    父親は僕が医の道に行くのに反対で、責任が重くて大変な職業だと。母親は賛成で、家族がみんな父の助けで恩恵を受けてるから当然でしょうね。
                    勉強が嫌いな僕は早く仕事をしたくて4年制の学校を選んで近道にしてしまいました。

                    最後の一年の実習は父親の勤めている病院に引き受けてもらいました。
                    その一年の収穫は大きかった!全ての科を回って、特殊な肺結核の隔離病棟も経験しました。6年制の医学生と一緒に実習しましたが、父親のお蔭て、普通回らない心電図とか、麻酔科とかも経験しました。教本で得られない病例や手術の経験は今の自分にとっても大きな財産となりました。
                    何よりも、患者さんを治して得られる達成感は心を満たしてくれました。

                     
                    | 院長コラム | 12:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    記念の年
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                      正月は早くも2週間が経ちました。
                      皆さんはどんな正月でしたか?
                      僕は遠出せず、のんびりしました。

                      今年の抱腹は何でしょうか?
                      僕はおみくじが小吉でしたので、大人しく過ごそうかなと思っています。

                      この職業に入ってから、今年が20年目になります。
                      短くもないから、この記念の年に何かいいことでもあったらいいなと願っています。

                      20年も一本で歩んでくると考え深いことが色々とありました。
                      最近、あるきっかけで自分のこの20年をまとめてみようと思うようになりました。
                      そこで、たまに観っている番組のことを自分に置き換えて、書いてみようと思ったところです。
                      その番組は「仕事の流儀」です。ご存知でしょう?
                      色んな有名人や成功者が歩んできた道を紹介されています。
                      僕のような凡人でも「仕事の流儀」を使っていいのかな?
                      何回かを分けて、書いてみようと思います。

                      それではご期待(?)下さい。
                       
                      | 院長コラム | 13:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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